自民党県連「県内ではこれまでの通りの位置付けで」自民と維新連立合意 地方組織の反応は 大分

2025年10月20日 19:00更新

自民党と日本維新の会は20日連立政権を発足させることで合意しました。

21日の臨時国会で、自民党の高市早苗総裁が新たな総理大臣に指名される見通しです。

大分県内の両党の反応を取材しました。

◆日本維新の会藤田文武共同代表

「自民党との政策協議がすべて整いまして、連立政権を樹立するという合意をするに至りました」

日本維新の会は20日午後、両院議員総会を開き、藤田共同代表が連立政権樹立の方針を説明しました。

21日臨時国会で行われる総理大臣指名選挙では1回目の投票から、高市氏の名前を書くということです。

そして、維新の吉村代表と自民の高市総裁が国会内で党首会談を行い、連立政権樹立に関し正式に合意しました。

連立を組む相手が公明党から維新にかわることについて県内の自民党関係者は…

◆自民党県連 阿部英仁会長

「公明党さんとは、もう26年近く共に友党としてやってきたわけですから、公明党さんがこうだから維新さんとはこうだと論じるには時期が早いと思う」

その上で、県内での今後の選挙戦については、「連立相手が公明から維新に移っても県内においては、これまで通りの位置づけでやらなければならない」と話しました。

一方、日本維新の会県総支部の三浦由紀幹事長は、TOSの取材に対し、「与党として政策実現ができることは維新としてプラスだが、党員の中には自民党と組むことに納得していない人もいる。今後、どのように説明していくかが重要になる」と話しました。

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